お子さんが学校を行き渋り出したり、不登校になったら親はとても心配しますが、文科省調査によると中学時代の不登校の約8割が20歳までに進学・就労しています。
一時不登校だからと言って未来が何もかも駄目になってしまうわけではないのです。
まずは親の方も「もし自分だったら・・・」とお子さんの気持ちを想像してみて下さい。
周りの子が友達と楽しそうに休み時間話をしているのに自分だけ机の上に一人でぽつんと座って
どうしたら良いか分からない・・・居場所が全くない・・・学校の勉強が全く分からない・・・人前に出ると緊張して震えてしまう・・・ もし、そんな状態が毎日続いたら私でも学校に行くのが嫌になってしまいます。
我が家の娘も「まわりは誰も私のことは無関心だ」「誰にも私のことを見られたくない」「私は何をやっても失敗ばかりだ」「生きている資格がない」と毎日息を吸うのも辛い状況でした。
毎日朝起きるのもおっくう。毎朝地獄のはじまり・・・なんの為に生きてるの?いっそ死んでしまいたい・・・そんな毎日でした。
そんな毎日でも学校は子供にとって行くしかない場所です。
うちの娘は「死ぬくらいなら会社辞めれば」という本をバイブルのように何度も読んでいましたが
「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由 [ ゆうきゆう ]

会社なら辞められるけど、私はやめれないんだけど・・・
と言いながら、廃人のように力なくトボトボと学校に行っていました。
そして毎日「死にたい」話をするので「学校を休みなさい」と、むしろ私は言っていましたが

一日休んだって、その次は学校があるから意味ない。どうしたらいいか分からない。生きていくことが結局は出来ないんだよ。ふっと電車に飛び込む人の気持ちはよく分かる。
と終わりのない絶望の中にいました。
そこで私は(賛否はあると思いますが)「学校をしばらく休もう」じゃなく「いや、義務教育の今学校はやめた」と伝えました。
すると娘の目に喜びの光が見えた気がしましたが、不安な表情で「でも・・・・」とためらっていたので、すぐさま

他のところに行く。そしてプロの先生に相談する。他の方法を考える。とにかく娘にはやりたい目標があったから、今のゴールは大学に行くこと。過程はどういうルートでも全然問題ないんだよ。
と、とりあえず色々なフリースクールを見学に行きました。今の学校に行かなくていい、というだけでも娘にとっては「新しい人生の希望がみえた」ような出来事だったようです。
今は相性の良いフリースクールに元気に通って勉強も頑張っています。うちの場合は検査の結果
「算数障害(LD)」があったので、余計学校も辛かったようです。
そこで今はフリースクールで得意な文系重視で「漢字検定」「英語検定」の勉強を頑張っています。フリースクールではグループワークやコミュニュケーションスキルを磨くワークもあるので
必然的に人と触れ合う機会もあり、笑顔が増えていきました。
あのまま学校に通っていたら孤立したまま、心を殺して無表情で下を向いて歩く毎日だったと思います。
もし、お子さんが不登校になっても「それで人生終わり」ということは全然ないので、まずはお子さんのお話をよく聞いて、他にも学びの機会があること、もし好きなことがあるなら得意を伸ばして将来の仕事につなげることが出来ること、など他にも選択肢があることを是非伝えてあげて下さいね。
子供の世界は狭くて「義務教育の学校に通う」しか選択肢がなく「学校に通えない自分は人間失格」と自分を追い詰めてしまったりして人生にやる気をなくしてしまうこともあるので・・・
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そして一旦フリースクールに通うなり、学校を休んで違う経験をしたりすることで、だんだん心が回復して新学期に新しいクラスに再登校を始めたり、高校のタイミングでやり直したり、通信制高校に通ったり、大検をとったり、色々な方法で5年内に八割のお子さんが回復しているということなので、まずは焦らず「回復期」を待ちましょう。
