そして義父も義母も90代という大往生で天命を全うされ主人の関東の実家もなくなった、主人の実家は東京だったんですが私達は仕事の関係で北関東に住んでいたので主人も今住んでいるところにはゆかりがなく一生ここに住むのか、と考えるようになり、娘のメンタルが本当に悪いんだということを少し理解し、人生とは驚くほど変わるもの、急展開で円満に私と娘だけとりあえず関西に引っ越す、もうしばらく主人は関東で働く、という展開に・・
娘が小学校6年生になってしまっていたので、転校もすごく悩む。
誰も知らないところで卒業するのか、とか、中学校で転校がキリが良いけど、引っ越し先の中学校が4つの小学校が集まった学校だったので、みんな新しい環境に馴染むのに大変で転校生に気遣ってくれないように思うから、小学校6年生の少しだけでも引っ越しておいた方がいいのか・・・とか・・
それで、こればっかりは考えても分からず娘にも聞いたら「ん~。全然知らない学校で卒業するなら、もうこっちに学校で卒業するよ」中学校から転入することに・・・
娘は「新しく人生をやり直すんだ!」「もとの明るく元気な私に戻りたい」と希望に燃えていましたが正直私は 小学校の時に転校したかった、習い事なんかもしたらママさんとも知り合いになれるから娘のことも頼めるし、公園などに行って色々と交流する機会もあるから・・・
しかも中学校は4つの小学校が集まっているけど小学校自体は小さいので、小さな学校で一人転校生が来る方が興味を持って話しかけてくれる人や面倒を見てくれる人もいるだろう、と思っていたので・・・
中学については、とても心配してたけど娘にはマイナスのことは言わない方がいいだろう、と娘には伝えていませんでした。
そして入学。入学式「誰と同じクラスだった?」「一緒だった~」と抱き合って喜んだりするお母さんと子供たちを見ていて「この空間に娘が入るスペースがあるんだろうか・・」と私は不安しかない。良いようになる気がしない。
でも娘は「まずは隣の子に話しかけてみる」とやる気満々でしたが、たまたま席が一番前の席の壁が側で、前の人たちはいない、隣も片側しかいなし、と後ろの席の人ははたまたま支援学級の生徒さんで、ほぼクラスにはいない隣の人と斜め後ろの席の人はチャイムが鳴るとサッと前の小学校の友達の席に行ってしまい自分の周りには誰もいない、という状況に・・・
一応学校の先生には「転校生で知り合いもいなく大人しいので心配しています。よろしくお願いします」とは折にふれて伝えたのですが、大きな学校だったこともあるのか中学生になると転校生にも忖度はまるでないみたいです。
体育の時間は毎回「友達同士でペアになって!」ということで丁度奇数らしく毎回見事に娘が一人になるらしく娘が学校から帰ると「毎回一人だ・・・涙( ノД`)シクシク…」と泣くし
それはあまりにも転校生に厳しい・・・と思い先生に相談したりはしました。しましたが・・・ですよ。