シュレディンガーの猫が気になる

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うちの娘は小学校5年生の頃あたりから「シュレディンガーの猫」について気にしはじめました。

「シュレディンガーの猫という話があるでしょ?あれがすっごく気になる。」と話すので

「今、シュレディンガーの猫って言った?」「言ったよ」
「どこで知ったの?」「分からないけど知ってるよ」「どんな話?」と尋ねると

「猫を箱の中に入れて毒ガスを入れる。箱を開けてみるまで猫が死んでいるかどうかは分からないって話でしょ」と普通に答えるので「そう、あってる」と。

「シュレディンガーの猫」とは量子力学のはしりのような説(物事は観測するまでは確率の波のようなものがただよっているだけで、観測してはじめて事象が決定する)という「ニールス・ボーア」の説に反対する為に、シュレディンガーが頭の中で実験した思考実験なんですが、

箱の中に猫と、放射性物質と毒ガス発生装置をいれます。

放射性物質が発生する確率は50%。
放射性物質が発生すると 毒ガスが発生する仕組。

毒ガスが発生すると猫は死んでいるはずなのですが

死んでいるか生きているかは 箱を開けてみないと分からない。

ニールス・ボーアの説でいうと 箱を開けてみるまでは箱の中の猫は「生きている状態」と「死んでいる状態」が重なりあっていて、箱を開けて観測した時にはじめて猫が生きているか死んでいるか確定する、というようなもので

シュレディンガーは、そんなわけないでしょ。という為に思考実験をしているわけなのですが

結局、箱を開けてみるまでは「生きているか」「死んでいるか」分からないわけで

さらに、その思考実験では「箱の中の猫が生きている状態と死んでいる状態が重なり合っていない」と証明することは出来ない、ので反対説にはならず

さらにめっちゃ難しい「ニールス・ボーア」の説を逆に分かりやすく説明してくれた、として

有名になっている説です。

そこから、色々な小学生でも読める本を読み、有名な「二重スリット実験」などにも関心を寄せていますが

やはり「シュレディンガーの猫」の「物事は観測するまでは確率の波のようなものが漂っていて観測してはじめて物事が決定する」というような話に 

「がが~~ん!これだよ!!」と衝撃を受けて 運命を感じたらしい・・・・

でも、分かる。

私も 20数年前にその話を読んで衝撃を受けて さらにAIBOを作った

天外史郎さんの「ここまできたあの世の科学」を読んですっごく面白かったので「親子~~~~。気持ち、分かる!」と 最近

でも、色々探していると 最近はさらに進んでいたYouTubeで 「小学生でもわかるシュレディンガーの猫」というのがあり

それが、ものすごく分かりやすいので うちでは こちらのチャンネルを何度も見て色々不思議な話を見たりしていましたが

そりゃあ、他の子と話が合うわけないよな、という気が・・・

小学校3年生位から周りの子と感性が違う、語彙力も違うから娘の会話は大人には分かるけど同年代の子には理解できないみたい。小学校でなかなか友達が出来ないので知り合いになったお子さんと遊ぼうと思っても「今なんて言った?それどういう意味?」と尋ねられて黙る娘の姿を何度も見てドキドキしていました。

そして博士君のような人々がいる環境なら話があって面白いのでは?と薄々思っていました。

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