【不登校】家族だけで解決しようとしないことが大事

不登校について(コラム)

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お子さんが学校を行き渋り出したり、不登校になったら保護者の方も「どのように対応したら良いのか」とても悩みます。無理やり学校に行かせた方が良いのか、様子を見た方が良いのか、怒った方が良いのか、優しく対応した方が良いのか・・・迷いはつきません。

結論から言うと、お子さんが学校を行き渋り出したら家族だけで解決しようとしないことが大事です。あまりにも怒りすぎると家庭で子供の居場所がなくなり部屋にひきこもって出てこなくなったり、それを放置していると完全にお子さんが社会から遮断されてしまい「ひきこもり」が長くなってしまう場合も・・・

また、お子さんの不登校は家族でも初めての経験で、どう対処したら良いのか悩むあまり保護者の方も心の余裕を失ってしまうでしょう。また狭い家庭の中では同じ考えが堂々巡りになってしまったり良い解決策が思い浮かばない場合もあります。

お子さんが学校を行き渋ったり、何か学校で問題があるようであれば家庭だけで解決しようとせずに、まずは地域の機関や専門家に相談してみましょう。今回は、お子さんが学校を行き渋り始めた場合に相談出来る場所をご紹介していきます。一つの場所に相談しても解決できない場合もありますが、大事なお子さんのことを考え、まずは保護者が色々な機関に今の状況を相談に行くことをおすすめいたします。様々な場所に相談することで親子とも考えも広がり、お子さんにとっても相性の良い場所がみつかることでしょう。

【不登校】家族や友人以外に相談してみよう

お子さんが不登校になりつつある・・・そんな場合は家庭だけで解決しようとせず、経験豊富なプロの方に相談してみましょう。

まずは担任の先生に相談

お子さんが朝起きてこない,「体調が悪い」と最近よく言っている,「学校に行きたくない」
と小さな声で呟いている・・・こういうことが何度か続いたらすぐに学校の先生に相談
してみましょう。ただ学校の先生はオーバーワーク気味なので担任の先生によって対応は全く違います。とても親身になって子供に対処してくれる先生,「こういう場所もありますよ」と情報を提供してくれる先生,「大丈夫?」と一回だけ声をかけてくれるだけで終わってしまう先生もいます。

我が家も学校の担任の先生に相談はしました。「大丈夫?」と一度娘に声をかけて頂いた以外は何も出来ないようでした。学校への欠席の連絡が何回か続いても「その後大丈夫ですか?」と先生の方から声をかけてもらえるわけではなかったし、先生は忙しいだろう、と2度ほど電話で相談しただけで後はこちらから連絡することは出来ませんでした。

担任の先生に相談しても、何も解決しないこともありますが、親身になってくれる先生もいるので、まずは担任の先生に相談してみましょう。また自宅学習でも出席認定をもらうことが出来ますが学校と連携していることは「出席認定」をもらう条件として必要なので、必ず担任の先生に相談しましょう。

そして子供のことで気になることがあればスクールカウンセリングの予約もすぐに入れておきましょう。

スクールカウンセリングに相談

もしお子さんのことで何か気になることがあれば、すぐにスクールカウンセリングの予約を入れておきましょう。

スクールカウンセラーとは

スクールカウンセラーとは以下の資格をもって学校で児童の相談に乗ってくれる方です。

  • 公認心理師
  • 臨床心理士
  • 精神科医
  • 児童生徒の心理についての深い知識があり、大学の学長や教授、講師などの経験がある人
  • 都道府県または指定都市が児童生徒の心理に深い知識と経験がある認めた人

(参考:文部科学省「スクールカウンセラー等活用事業実施要領」

スクールカウンセラーは高い専門性を有している先生ですが学校に毎日いるわけではありません。地域によって違いますが非常勤のため月に数回しか学校にスクールカウンセラーがいないことがほとんどです。その為、予約がとりずらく相談したいと思っても、予約がとれるのが一か月後や二か月後になってしまうこともあります。一か月,二か月後にはお子さんの状態が悪化してしまうこともある為、何か気になることがあれば、すぐに予約を入れておくことをおすすめします。

教育相談センター(教育総合センター,教育相談支援センター)に相談する

自治体が運営する教育相談センター(教育センター,教育相談支援センター)に相談するのも良いでしょう。相談方法は自治体によって若干異なります。学校を通して申し込む,と記載されている場合が多いですが、まずは電話やメールで問い合わせてみましょう。問い合わせ先については、まず新学期になると学校から色々な書類が配られますが、その中に「いじめ・不登校・学校の悩み」がある場合に相談する機関として教育相談センターのパンフレットが入っているので、確認してみましょう。また紛失してしまった場合は市役所に問い合わせてみましょう。

教育相談センターでは、まずは保護者(またはお子さんと一緒でも)の話を聞いて今の状況を把握し、子供に対し心理士,教育資格を持った専門家がカウンセリングなどを定期的に行ってくれます。

その際に心理士の資格を持った先生が必要と感じた場合は心理テスト,性格検査,wisc検査(知能検査)などを行います。料金は基本無料です。

検査の結果、どのようなサポートが必要かを考慮して対応してくれます。

また、必要があれば児童発達センター(子供発達支援センター)などの紹介を行ってくれます。

我が家は中学校1年生の4月には、すでに教育相談センターに親がまず相談し、心理テスト,wisc-iv検査を受けました。その後親子とも一か月に一回カウンセリングを受けに行っています。自宅で一人で悩んでいたら出口がない狭い空間にいるような気持ちでしたが、経験豊富なプロのアドバイスを聞いて視野が広がりました。

教育支援センター(適応指導教室)を利用する

まず、教育相談に相談し、必要であれば教育支援センター(適応指導教室)を利用することもできます。教育支援センター(適応指導教室)は自治体が運営しているフリースクールのようなものです。

不登校児童生徒の集団生活への適応,情緒の安定,基礎学習の補充,基本的生活習慣の改善などのための相談,適応指導を行うことにより,その学校復帰を支援し,もって不登校児童生徒の社会的自立に資することを基本にする。

引用元:文部科学省「教育支援センター(適応支援教室整備指針)試案

自治体によって方法は違いますが、時間割りはあっても児童は好きな時間に登校することが出来て
基本は自習ですが、在籍している先生が個別に勉強の指導をしてくれます。またグループ活動もあり、友人が出来ることにより自信がついて学校に復帰するお子さんも沢山います。

教育支援センター(適応指導教室)を利用している生徒さんの
小学校:約42%
中学校:約35%
高校:約43%が 学校に復帰しています。

我が家でも民間のフリースクールに通う前の一か月間教育支援センター(適応指導教室)にお世話になりました。先生達はとても優しく一人一人に向き合ってくれました。うちの場合は完全に不登校になってしまう前に色々相談に行ったのですが先生曰く「完全に不登校が長くなってしまうと子供達の心が疲弊してしまって、何も出来ない状態になっている。色々話かけても回復するのに時間がかかるので、早めに相談する方が絶対に良いです」ということでした。

我が家は基本は民間のフリースクールと在籍中学の通級に通っていますが、学校のテストは教育支援センター(適応指導教室)で受けています

自治体が運営している教室なので無料で毎日利用することが出来ますが、2019年の文部科学省の調査によると、教育支援センター(適応指導教室)は全国で約63%しか設置されていないのが現状です。

もし、お近くに教育支援センター(適応指導教室)がない場合は、不登校専門の個別塾などを利用して勉強の遅れを取り戻すだけではなくメンタル面をサポートしてもらうことも参考にしてみて下さいね。

【不登校】メンタルの不調がある場合は病院を受診する

お子さんが不登校になるに至るまでには心の葛藤がかなりあります。お子さんのメンタルの不調が著しい場合は病院を受診しましょう。また不登校になってしまった原因のひとつに発達障害やメンタル不調が隠されている場合もあります。

精神科と診療内はどこが違う?

お子さんの様子を見て、心理的な不安や体調不良があるようなら病院を受診しましょう。

でも「精神科」と「心療内科」はどう違う?

と、どこを受診したら良いか分からないことはよくあります。ここでは精神科と心療内科の違いを簡単に説明します。

まず簡単に説明すると
メンタル不調による心の病気を扱うのが「精神科」
メンタルの不調からくる身体の病気を扱うのが「心療内科」
このように分けることが出来ます。

うつ病,統合失調症,パーソナリティイ障害,パニック障害などは精神科に受診し,メンタルの不調による心身の不調は「心療内科」を受診します。

ただ「精神科」という看板をかかげると受診に抵抗を感じる人が多い為に「心療内科」と看板にあげている病院もあります。精神科医か心療内科医かはHPで院長先生のプロフィールや略歴を確認します。

●精神科病院での勤務歴がある
●日本精神神経学会専門医(精神科専門医)を取得している
●精神保健医を取得している

プロフィールに上記のいずれかが記されていたら「心療内科医」と掲げられていても精神科医が診察してくれる医院になります。

15歳未満の児童のメンタル不調は「児童精神科(児童思春期精神科)」を受診しましょう。

「児童精神科」,児童の心身の不調を扱う「心療内科」の数は非常に少ない為、予約はかなりとりづらくなっています。

私達が住んでいる地域で児童の心身も診察してくれる「心療内科」は県内で5件ほどでした。電話予約をしましたが4件は「半年待ち」「今新規の受け入れはありません」と言われました。1件だけ診てくれる「心療内科」がありましたが1か月半待ち,その後「精神科」を紹介してもらいましたが、二か月待ちで生きるのが難しいほど人生に苦しんでいた娘は「二か月も待てない」と毎日落ち込んでいました。早め早めの保護者の対応をおすすめします。

児童の心を扱う精神科や心療内科は少なく需要は多いので、すぐに診察出来る病院はないと思っておいた方が良いでしょう。早めの対応が望ましいですが、予約から診察まで約一か月~半年かかる場合もあります。我が家の場合は、病院の診察までの二か月間、教育相談センターのカウンセリングに通ったり、スクールカウンセリングに通ったりして相談してなんとか過ごしました。

自分の家庭内だけで解決しようとしていたら抜け出せなかったかもしれません。

今は毎日元気にフリースクールに通っています。我が家の場合は相性の良いフリースクールに通い始めたことが元気を取り戻した大きな原因になっていますが、通級の担任の先生からの支援,教育相談センターのカウンセリングにも大きく支えられています。

まとめ

いかがだったでしょうか?今回は、お子さんが不登校になりはじめた際に相談出来る機関をご紹介しました。まずは学校の先生に相談するのが望ましいですが、改善出来ない場合は教育相談センターや病院などにも相談してみましょう。相談に行くと新しい情報を手に入れることが出来たり「不登校の親御さんの会」や「発達障害の親御さんの会」などの情報が掲載されたパンフレットが置いてあったり、メールで情報が届いたりするので保護者の方が積極的に参加して情報を集めましょう。また、自宅で学ぶオンライン教材や、不登校専門の家庭教師,不登校専門の塾などでも親身になって相談に乗ってくれます。まずは、無料の資料請求してみたり、問い合わせをしてみましょう。色々な方法があることに気がつくと「出口がある」と親子とも安心できると思います。

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