私の娘は 小さい頃にひどいイジメを何度か経験したことがあるんですが不登校にはならずに 学校には ちゃんと行っていました。
家では元気だけど 外では表情が無表情になり 心ここにあらず・・・
一度だけ娘が「心の中に宇宙船みたいな避難場所があって、そこに何人かの自分がいてみんなで色々話し合うの」と 話をしていたことがあり
「あれ?精神が乖離しちゃってるんじゃないか」と カウンセリングに行くとカウンセラーの方も 「精神状態が良くないから・・・」ということで
環境を変えることを模索しはじめ数年かかってようやく引越したんですが
その以前の心の問題が、まだ心の中にあるから、これを解決しないといけない・・・と私はずっと 思っていたんですが 最近娘が
「私の中に僕って話す自分や 俺と話す自分がいて 混乱する」と ようやく話しはじめました。実は聞いた瞬間、心臓が飛び上がるほど、ビックリしたんですが
また「僕」や「俺」に隠れてもらったら困るので 極めて普通な感じに「へえ~~。そうなんだ~ 実はママ あなたの中に「僕」達がいること知ってたよ。」と 話すと
「うん。私もずっと知ってるよ。」と答えるので「子供ってね、たまにそういうことがあるらいしよ。自分で解決出来ない問題があって自分では受け止めきれない時に自分の変りに悲しみや怒りを受け止めてくれる存在を心の中に作りだすんだよ。その「僕」や「俺」は なんて言ってるの?」と尋ねると
「私が何か良いアイデアを思いついたり新しいことをしようとするとすっごく怒ってきてやめさせようとするの。」と言うので
「まあ~ なんで あなたの中の「僕」はあなたをいじめるんだろう~?」とゆっくり答えましたが、私も少し考えて
「もしや、その「僕」はあなたのことを守ってるんじゃない?ほら、新しい子と友達になろうとしたら「話しかけるんじゃねえ!」と怒鳴られたり「見てくるんじゃね~よ」と 怒鳴られたりしたことがあるじゃない?仲良しと思っていた友達に裏切られたりして傷ついたりね・・・
ひょっとして「僕」は、あなたがまた 傷つかないように今のまま心の中に閉じこもっているのが一番安全なんだ、と思っているのかもしれない」
でも娘は、もう小さな子供じゃない。中学生になったし新しい場所に引越した。新しいことをしたら失敗もするかもしれないけど 自分で解決出来るようになったよ、って。その「僕」に「もう大丈夫だよ。私一人で出来るよ」って言ってみたらどうかな?」
と伝えると
「でも、私このままでいいんだけど・・・」と答えるので
「そうだね。でも 「私なんか心を失っちゃったような気がする」っていつも言ってるよね。そろそろ失った心を拾いにいかないと・・・」と 話し合う。
ちょうど明後日カウンセリングの予約を入れていたので
「今日あったことや ママが言ったことについてカウンセリングの先生に話してくれない?やっぱりプロの人に聞いた方がいいしね」と 娘に先生に話すように伝えると
娘も少し明るい笑顔で「初めて カウンセリングが楽しみだと思った!先生に話して見るね」と 楽しみにしてる様子・・・
出来るだけ驚かないように普通に話しましたが私としては、かなり驚いた。
でも数年前に「おや?」と思ってから、心の中がどうなっているのか気になっていたので、ようやく隠れていた問題が表に出てきたという感じ・・・
これは滅多にないことなのか、よくあることなのかはよく分かりませんが正直娘が小学校4年生の時に一度「心の中に宇宙船みたいな避難場所があって、そこに何人かの自分がいてみんなで色々話し合うの」と話さなかったら私は、ずっと気がつかなかったと思います。
うちの娘は頑張って学校に通っていましたが心の中のことは話してもらわないと分からない・・・皆さんも、お子さんのことをよーく見ていて
「ん?」変なこと言ったな?と思ったら、そのままにせずに気にかけてみて下さいm(__)m。
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