精神科医と心理士(心理師)どう違う?

出席認定について

お子さんが学校に行けなくなった場合,さまざまな原因が考えられますが、不登校になってしまった原因のひとつに発達障害やメンタル不調が隠されている場合もあります。お子さんの様子を見て、心理的な不安や体調不良があるようなら、すぐに病院を受診しましょう。

でも、どこに受診したら良いか分からないことはよくあります。ここでは精神科と心療内科の違いを簡単に説明します。

精神科と心療内科の違い

子供の心理状態が心配で病院を受診したいと思っても、どこを受診したらよいのか分からない場合が多くあります。

でも精神科と心療内科はどう違う?

と、戸惑ってしまいますよね。

メンタル不調による心の病気を扱うのが「精神科」
メンタルの不調からくる身体の病気を扱うのが「心療内科」

精神科と心療内科の違いを簡単に分けてみましたが「心療内科」でも精神科医の先生が在籍していることもあるので気になる方はホームページで先生のプロフィールや略歴を確認してみましょう。

精神科病院での勤務歴がある
日本精神神経学会専門医(精神科専門医)を取得している
精神保健医を取得している

プロフィールに上記のいずれかが記されていたら「心療内科医」と掲げられていても精神科医が診察してくれる医院になります。

参考文献:「発達障害・メンタル不調などに気づいた時に読む本」浜内彩乃


精神科の受診や特徴までがわかる 発達障害・メンタル不調などに気づいたときに読む本【電子書籍】[ 浜内彩乃 ]

精神科医と心理士(心理師)の違い

それでは精神科医と心理士(心理師)の違いとはなんでしょう?

精神科医は医学的知識を元に診断名を行い薬物治療を行うことをメインにしています。心理士(心理師)は臨床心理学をもとにカウンセリング(心理療法)や心理検査を行います。

精神科医は診断名をつけて薬を処方することが出来ますが、心理士は薬の処方や診断は出来ません。

臨床心理士は、心の問題に取り組む“心理専門職”の証となる資格です。

「臨床心理士」とは、臨床心理学にもとづく知識や技術を用いて、人間の“こころ”の問題にアプローチする“心の専門家”です。
引用元:公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会 「臨床心理士とは」

心理士(心理師)は心理テストなどを行い、カウンセリングなどで、どういう体験,どういう傾向があるのかを考察し心理療法を行います。精神科医の先生は基本心理療法を行うことが出来ません。(ごく稀に臨床心理士や公認心理士の資格を取得されている精神科医の先生もいますが時間がない為、実際に心理療法を行う機会はないようです)

精神科では初診の時に約30分~約一時間ほど時間をとって、ゆっくり今の状況に至るまでの話を聞いてくれます。ただ次からの診察は5分程度になり薬の効き目はどうか、副作用がないかの確認が主になります。

我が家の場合は「死にたい」という気持ちが強かったので児童精神科を紹介してもらいましたが、クリニックで紹介状を書いてもらうのに約一か月半,児童精神科を受診するまでに二か月かかり、やっと診察してもらえる・・・と娘も私もほっとした、と思ったら二回目の診察が5分で終わり「何が変わる・・・?」と娘も私も呆然としました。(精神科医と心理士を混同していた為に「きっと今より心が楽になるよう心理療法やカウンセリングがあるんだろう」と思っていたことと、まだ14歳で薬の処方もなかったので、本当に5分話をしただけで終わりだったことにショックを受けたのですが、はじめから知っておいたら良かったなと思いました。)

まとめ

いかがだったでしょうか?今回は混同されやすい「精神科医」と「心理士(心理師)」の違いについてまとめてみました。我が家の場合は「精神科」が、どんなところか全く知らなかったので二回目からの診察が5分程度・・・ということにショックを受けてしまいましたが、もしお子さんが
「死にたい」と強く思ったり自傷行為があったりする場合は、何かあった場合に普通の病院とは違いすぐに受診できるわけではないので、入院施設がある精神科の受診をして繋がっておくことがおすすめです。また、我が家も学校生活が上手くいかず一時は「死にたい」と思い詰めていた娘がいますが、教育相談センター,通級,フリースクールに通い今は将来への希望を持ち、早く大人になって自立することを楽しみにしています。

実際に文部科学省の調査でも八割の不登校のお子さんは5年以内に復学,就労しているので、出口はあると信じて色々試してみて下さいね。

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